ji-iのんべえ爺さん自転車に乗る

ちょっと飲んでは走り、走っては飲む爺です....が、最近医者に止められて飲めなくなりました

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

旧国道の証...追い越し禁止の黄色のセンターラインがまだ残っている

今度はトンネルの反対側...奈良井側の画像。場所は奈良井川の右岸から左岸へ渡って約1.8kmほど走ったところ。その手前200mぐらいのところに権兵衛街道との分かれ道があり、今はバリケードがあって通行できなくなっているらしい。爺が車で行ったとき…

爺がううう!寒うううぅ!と叫んで下り坂を駆け下りていったところ

2009年に訪れた旧鳥居トンネルの画像が何枚かあるのでご紹介します。これは旧鳥居トンネル藪原側出口を出てすぐのところ。前方に水道設備のようなものが見えるがその先に爺が1967年3月23日、腰掛けて昼食を摂った開道記念碑(昭和30年...195…

50年以上前の道路標示「トンネル出口」がまだ残っている?

ちなみにこれは2018年に再訪したときのもの。だいぶ劣化が進んできた。2009年では路面に水が流れていたようだが2018年になると足の踏み場もないほど下草に覆われている。画面右にトンネル出口の標示が残されている。これからトンネルに入る車に…

42年ぶりに訪れた旧鳥居トンネル

画像は2009年の旧鳥居トンネル藪原側出口。このトンネルは1978年に国道19号線の新鳥居トンネルが開通したあと廃道となった。廃道化されるとこんなにも侘しく変わり果てた姿になってしまう。これが昔の国道かと思うと情けなくなる。このあと201…

1967年当時は立派な国道のトンネルであった

車が動き出した。爺は車列の最後にトンネルに入った。中は真っ暗で排気ガスが充満しており喉がイガイガする。長さ1111mもあるこのトンネルはなかなか出口が見えてこない。5分ほどしてようやく出口が見えてきたと思ったら車が対向してきた。まだ通過中…

旧鳥居トンネルで交互通行の順番待ちをさせられた

大きなボタン雪が眼鏡に当たると一瞬前が見えなくなる。ぼやけた眼鏡越しに前方を見ると車が何台か停まっている。どうやら旧鳥居トンネルに着いたようだ。トンネル内は工事中で交互通行をしている。後から爺の横に停まった車から「どこから来たの?」とか「…

いずれは権兵衛峠も走ってみたいと当時は思っていた

旧鳥居トンネルの手前200m付近。左下の道は伊那に抜ける権兵衛街道。この画像では奈良井川の左岸を通っているが、現在の権兵衛街道は国道493号線と名を変えて奈良井川の右岸に付け替えられている。旧権兵衛街道は現在廃道となっているが、よく見ると…

トンネル直前なのに気づかずのんびり写真を撮っていた

奈良井から1.5km進むと国道は奈良井川を右岸から左岸へ渡る。谷が狭くなるとともに上りがきつくなってきた。画像は奈良井川を渡って2kmほど行ったところ。後方にかすかに見えるトンネルは長さ5~60mほどの栃窪トンネル。廃道探検サイトによく出て…

サイクリスト受難の時代であった

午前11時奈良井に到着。みぞれが大きなボタン雪に変わる。奈良井の街は奈良井川を挟んだ反対側にあり、折からの雪で霞んでよく見えない。上りも少しずつ急になってきていよいよ鳥居峠への上りが始まる。ヨタヨタ走っていると自動車やトラックから国道のワ…

山肌の積雪を見てこれから先の旅程が思いやられるのだった

楢川から5~600m進むと平沢の街、そこから2km足らずで奈良井の街に入る。旧中山道の奈良井宿も寄ってみたかったが悪天候のためあきらめた。画像のガソリンスタンドの先で上着を一枚余計に羽織り、タオルを首に巻く。じっとしていると寒さがしんしん…

漆器の街平沢

楢川と漆器の街平沢はくっつき合っていて境目がよく分からない。(ご参考まで)画像は2011年10月、平沢の旧中山道。 平沢の旧中山道

こんなに寒々しいところだとは思わなかった

楢川まで来ると少しみぞれが小止みになった。がしかし、山肌にへばりついた雪を見ていると季節を引き戻された気がする。「東京ではもう春なのに、なんでここは冬なんだ!」、叫んでもしようがないか。出かける前は漠然ともう少し明るい雰囲気を想像していた…

雪が降り始めて気持ちもだんだん暗くなっていった

日出塩で降り出した雨が贄川まで来ると少し雪が混じり出す。道路の端にシャーベット状に積もり始めた。街道沿いの民家に石置き屋根が散見されるようになる。木曽路らしい佇まいなのだがどこか寒々しい。東京を出るときは3月下旬らしい春めいた陽気だったの…

いよいよ木曽路 身が引き締まる

3月23日木曜日、宿で作ってもらった握り飯をバッグに入れて木曽を目指して走り出した。天気はどんより曇り空、今にも降り出しそうだ。塩尻機関区の横を通って旧中山道に出る。非舗装の旧道を進むとやがて平出の一里塚が現れる。興味がなく写真も撮らずに…

雪が横殴りに襲い掛かる塩尻峠

塩尻峠着午後2時。この画像の場所は今は草の中に埋没している。現在の塩尻峠頂上から塩嶺閣方面に右折する角に草むらがある。その中に廃道となった旧国道が見えるはず。塩尻峠からの下りは富士見峠より数段寒い。標高は1011mと富士見峠の952mより…

標高952mの富士見峠から下って1012mの塩尻峠へまた上る、空中に橋でも架けてくれないかな

標高952mの富士見峠からの下りは覚悟はしていたがやはり寒い。短パンを途中で履き替えるべきであった。韮崎からほとんど上りの連続だったので寒さを感じなかったのだ。下り坂の勾配は丁度良い。ブレーキを掛けなくても程よいスピードのまま走っていける…

富士見峠までもうすぐだ

このあたりの地形はダラダラ坂を上って川を渡ると少し下りになる。また坂を上って川を渡り少し下る、を繰り返して高度を上げていく。下教来石のバス停を過ぎると蔦木はもうすぐだ。下蔦木で国界橋を渡ると前年1966年8月睡眠不足の強行軍でバテて、ブナ…

道の駅「はくしゅう」にほど近い国道20号線

画像の場所は2021年8月16日のブログに掲載したのと同じところ。1968年のあの時は真夏の炎天下だったがこれを撮ったときは1967年の3月22日。前夜の雪がまだ溶け残っている。画像左の雑木林は現在森林のようになっているようだ。この場所は…

当時はがら空きの国道20号線

この画像はだいぶ穴山橋の近くまで来て撮ったような気もするが、ここも捉えどころのない景色で場所は今一つ特定できない。七里岩のかなり近くを走っているので穴山橋付近かと思ったが...。前の画像でもそうだが兎に角交通量が非常に少ない。車が通らない瞬間…

昨夜雪が降ったようだ

昨夜雪が降ったようだ。障子を透かして入る陽が眩しい。3月22日水曜日午前9時湯村温泉を出発。表通りに出るとうっすら雪が積もっている。走り始めは東京と一味違う朝の寒さに身震いが出る。昨日は気付かなかった塩澤寺という立派な古刹が左手に現れた。…

ようやく新笹子トンネルについた

12時過ぎトンネルに突入。去年は12分かかったが今年は10分で通過。ちなみに同年8月旧笹子峠への単独行の帰りは9分、同年11月T橋さんと柳沢峠に行くときは寝不足で通過に10~12分かかったような気がするが...。翌1968年3月仲間が野呂川林…

がら空きの国道20号線

画像は料金所から見た甲州街道。「なにこれ?、がら空きじゃない!」と思われる人も多いのでは...。1967年年度末の3月下旬でさえこの程度だから普段はもっと交通量が少ないはず。しかも当時はまだ中央高速が未開通で、東京ー甲府間の全車両がこの甲州街…

このレストハウスは今では遠くからでも見えなくなった

12時ごろ笹子トンネルに到着。今日の山場、大垂水峠と笹子トンネルをクリアしてホッと一息ついた。画像の三角屋根のレストハウスは遠く10km弱離れた初狩地区あたりからもよく見えた。もうすぐだ!と一瞬喜ぶがそこから下手すると1時間近くかかること…

春まだ浅い信玄棒道

話しは飛ぶが1969年3月に山梨県韮崎市から信玄棒道を長坂方面に走ったときの画像をアップ。画像の両側の畑が桑畑。春まだ浅いため桑の木は芽吹いていない。甲斐駒だろうか山はまだ冬景色のまま。今はもう畑一面に桑の木が植わっている場面にはなかなか…

梁川付近の国道20号線

梁川付近の甲州街道。昔はこんな風に国道に座り込んで水を飲むこともできた。交通量がウソみたいに少なかったから。国道の左は桂川、対岸は桑畑だ。皆様は桑の木、ご存知だろうか?葉っぱが天狗の団扇みたいな形をした木。当時はまだ蚕を飼って絹の原料の糸…

藤野町付近の国道20号線

相模湖駅前を9時半ごろ通過。吉野橋まで来ると谷も山も深くなり旅に出たんだ...の感が深くなる。去年の夏はこのへんでもう疲れが出始めていたが、今年はまだまだ大丈夫どころか益々調子が上向きになってきた。10時ごろ神奈川県藤野付近で写真を撮る。現在…

いよいよ木曽路へ出発だ

1967年3月21日火曜日午前6時世田谷を出発。ルーカスのサイクロメーターがカンカンカンとリズミカルな音を立てている。昨年8月寝不足のまま走って息切れした大垂水峠も難なく通過、峠からの下りはルーカスがキンキンキンと甲高い音に変わる。画像で…

これからの旅を思うと胸が躍るようだ

爺の昔話 (甲州路から木曽路経由東海道の旅...長編) 1967年2月大学入試が終わり、3月満を持して木曽から東海道方面の旅に出た。役所勤務の叔父に泊まるところを相談したら「安くするように言っておくから役所の保養所か契約旅館に泊まれ」とのことだ…

雨が恨めしい阿武隈路

前の写真とほぼ同じ場所。しみじみとした阿武隈らしい写真を撮りたいと思っていたが...。雨が残念だ、でもこうやってA藤さんと二人で帰るとなると写真を撮って遅れたりしてもお互い事情が分かるから気が楽だ。 (阿武隈紀行 湯の田温泉の旅) 完 雨にたたられ…

自然がたっぷりの阿武隈路

国道289号線の荷路夫(にちぶ)トンネルの先に小さな集落があり立ち寄ってみた。雨でなければなぁ...。このあたりは観光客も立ち入らないようで自然がそのまま残されていて好感が持てる。 自然が残されている