ji-iのんべえ爺さん自転車に乗る

ちょっと飲んでは走り、走っては飲む爺です....が、最近医者に止められて飲めなくなりました

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

帰りは午前4時茅野市を出発、夏とは思えない涼しさだった

2年後の今日も同じ午前4時に出発する。2年前の自転車はハイテンフレーム&鉄リム。今はクロモリフレームにメフィストリム&ユッチンソンのタイヤ。当然軽く走れる。2年前に同じコースを走っているので勝手は分かっている。東の空が明るくなるころ標高9…

たった一人の帰り路...寂しいものだった

1968年8月17日土曜日、東京に帰ることにした。来るときは三人だったが今日はたった一人の孤独な道中だ。今から2年前、当時高校3年生だった爺は約一か月間この古民家にお世話になったことがある。その時帰りは8月31日水曜日午前4時に出発し、午…

声を掛けても返事のないご老人、翌日帰省したご家族に尋ねたら「亡くなった父親」とのこと

夕方薄暗くなって古民家に帰ってきたら隣家の庭で(ここも空き家だった)剣道着のご老人が竹刀を振り回している。「こんばんは」と挨拶したが聞こえないのか相変わらず竹刀を振り続けている。翌日息子さん一家が帰省してきたので「昨日ご老人が竹刀を振って…

大断層帯の上にある真志野峠

仕方がないので近くの真志野峠に行ってみた。場所は杖突峠への上り口安国寺から西へ4.4km、湖南小学校からさらに南西方向に800m進むと龍雲寺に出る。そこから上っていくのだが大変道が険しい。坂が急すぎるのだ。それもそのはずここは日本の大断層地…

仲間二人が帰京すると途端につまらなくなる

信州の夏を満喫した仲間のS藤さんとO久保さん二人は連れだって東京に帰っていった。一人残された爺は退屈しのぎに茅野から諏訪へ広がる田んぼ道を走ってみたりしたが、つまらなくて何をしても心楽しまない。無聊をかこつ日々が続いた。 茅野から諏訪へ拡がる…

このCー12は現在茅野市東口広場に展示されている

上諏訪機関区で蒸気機関車を見学中のS藤さん(右)とO久保さん(左)。S藤さんは大の鉄キチ、しっかり入れ替え運転中のC12と機関士の動きを注視している。この機関士さんは方向転換の際の汽笛も我々を脅かさないようにと「ポッ!」と小さく鳴らしてくれた…

目をつぶると今も単行バックで駆け下りてくる姿が蘇る

上諏訪機関区のC-12。このC-12は構内の入れ替え専用だが時には夏季、茅野から電気機関車EF-64が引く満員の旅客列車の最後尾を補機として押すこともある。後押しの仕事を終えて富士見駅から単行バックで駆け下りてくるときの速いこと速いこと!ドラフト音もブ…

最近では珍しくなった全面結氷の諏訪湖

ご参考までに真冬の諏訪湖をアップ。出始めの1990年代のデジカメなもので解像力がイマイチ。2004年2月6日、全面結氷した諏訪湖を下諏訪の当時国民宿舎だった山王閣から撮ったもの。右の山は御嶽山?すると左は木曽駒ケ岳?この辺自信なし。間違っ…

真夏の諏訪湖...そんなに暑くはない

みんなで諏訪湖に行った時のもの。画像の左端に小舟が二艘見えるがワカサギを狙っているのだろうか?画面の右の方は下諏訪のようだ。すると左寄りの街並みは岡谷だろう。となると山並の凹んだあたりが塩尻峠かも知れない。ここには写っていないが左の方には…

爺の髪の毛フサフサ!

杖突峠のバス停と茶屋がある所は本当の峠ではない。見晴らしが良い場所に「峠の茶屋」という名前で休憩所を作ったのが始まりだそうだ。本物の峠はそこから西へ約800m、守屋山登山口の近くにある。当時の画像では何もない殺風景なところだが今はソーラー…

真夏の杖突峠

ある日三人で杖突峠に行くことになった。今でこそ国道152号線、杖突街道は全線舗装だが(というより非舗装の国道が皆無、一部山形県の肘折温泉付近にはまだあるらしいが)当時は安国寺の交差点を曲がると集落の中は舗装されていたが、矢島の畳屋さんから…

この写真を見ると「ああ、あの頃は良かったな!若くて元気だったな!」といつも遠い目で思い出す

画像は茅野市郊外にある鏡湖から撮ったもの。今は周りが別荘地帯になり道も舗装されていると思う。樹木も成長してこんな風には見えないかも知れない。場所は茅野駅から国道20号線を甲府方面に約2.7km走ると宮川坂室という集落に出る。その先斜め右に上…

白樺湖畔を走るS藤さん...現在は札幌に定住

スズラン峠から5.7km走って標高1420mの白樺湖に到着。さすがに1420mの高原は涼しい。木陰だと少し寒いくらい。画像は白樺湖の西端に近い湖畔を走るS藤さん。彼はことサイクリングにかけては一徹なところがある。それは自転車に金を掛けないこ…

この道は上りがきついし下りは急勾配でスピードが出過ぎて楽しめない

8月5日みんなで蓼科湖から白樺湖まで走ろうと出かけた。蓼科有料道路の芹ケ沢料金所までは緩い上り坂だがそこから先がきつくなる。蓼科湖で大休止。ここまで14.0km、画像は蓼科湖から9.3km先の女の神展望台付近。このへんでもうバテ気味、さらに…

その後約2時間かかって茅野市に着いた

2 の後、北杜市白州町から7.6kmで蔦木、さらに8.3kmで富士見峠、富士見峠からほぼ下り一方の国道20号線を9.5km走り茅野市に着いた。 茅野市の古民家にて

見ただけで熱中症になりそうな真夏の午後の国道20号線

この場所は不確かなのだが、多分北杜市白州町台ケ原あたりではないかと推察している。推定だが道の駅「はくしゅう」から約100mほど富士見方面に進んだあたりかと。時間の記録は残っていないが日陰の様子から午後2時ごろかなと思っている。梅雨明け直後…

国道20号線の笹子トンネルが有料だったと知らない人もいるかもしれない

国道20号線笹子トンネルの通行券。昭和43年7月22日と読める。領収印のスタンプは逆さに押さないで欲しいといつも思うのだが...。 笹子トンネルの通行券 20円

サイクリスト泣かせの急勾配..天神坂

ここは笹子町白野の手前、天神坂というところ。中央線のガードをくぐってからの右カーブは距離こそ短いものの猛烈な急坂だ。天神坂を過ぎると白野の街である。現在バイパスができていて白野の集落はひっそりと昔のままの趣を残している。爺が若い頃はここを…

大月市初狩付近の国道20号線

猿橋から約8.1km走って8時40分大月市初狩に到着。この場所は初月橋からおよそ600m進んだところ。前を行くのはS藤さん、その前にO久保さんが走っている。国道のすぐ左が笹子川で対岸にはレトロな中央線の電車が走っている。この景色は53年後の今…

猿橋は紅葉がきれいなところとしても有名 現在の国道20号線は猿橋の南側を大きく迂回して走っている

午前8時00分猿橋に到着。木造の橋は日本三大奇橋の一つで国の名勝に指定されている。一部しか見えていないがガードレールの向こう側には国道20号線が通っている。その北側には木造家屋が密集しており火事には気を付けたいところだ。家屋の合間に石段が…

真夏の朝7時前 そろそろ暑くなりだす時間だ

午前6時40分、画像の場所に到着。だがここがどこか分からない。アルバムには四方津~梁川としか書いていない。自転車だけは分かる。手前左が爺の自転車、ユニバーサルのブレーキレバーとステムを貫通したフロントブレーキワイヤーで分かる。右奥がO久保さ…

夏休み みんなと築300年の古民家に遊びに行った 関ヶ原の戦いのころに建てられた家という訳か?

爺の昔話 (夏 信州に遊ぶ) 爺の知り合いに長野県茅野市出身の人がいる。当時築250年(今なら築300年)の生家は残っているが誰も住んでいない状態。その人から「いつでも使っていいよ」と云われていた。夏休みに入ってすぐ爺とO久保さん、S藤さんの三…

トークリップは銘柄に寄って一長一短がある

なんとかSサイズのChristopheを見つけて取り付けた。こちらは鉄製なのでストラップの重さにペダルが負けず、靴がかかりやすく使い勝手が良い。重量はChristopheが29グラム、ALEが12グラム。これぐらいならペダリングに差は出ない。仲間からペダルスピン…

ChristopheのトークリップSMサイズはやや大きく感じる

諸処雑感 5 (トークリップの話し) 2021年5月6日のブログで述べたが爺はそれまでChristopheのSMサイズトークリップを使っていた。爺の足のサイズは24.5cm。SMサイズだとやや大きい。以前はSサイズもあったのだが最近は見かけなくなった。そこ…

上田市郊外にある旧東山道の高札場跡

希望がかなったのは後年の軽井沢ツーリングの帰り途であった。佐久市の清水商店に和田龍があると聞いて立ち寄るまでまる4年が経過していた。高札場の画像を眺めるたび和田龍の薫り高く喉越しの柔らかい銘酒を思い出す。 (幽玄の地 信州塩田平紀行) 完 高…

保存状態もよく大きさも立派な高札

道の駅でA藤さんの車に自転車2台を積み込めば塩田平の旅も終わりを迎える。真っ直ぐ帰ればいいのに、A藤さんも爺も好きだね!、「ますや」で味わった純米吟醸酒「和田龍」を求めて上田市内を探し回った。普通の吟醸酒しか置いてなくてしかも一升瓶、今回は…

そろそろ信州上田の旅もお開きの時間となった

高札場の横で臆面もなく自転車を晒してみる。写真ではそれほどでもなさそうに見えるが近寄るとボロボロ。トップチューブも傷だらけだし...。この自転車で過去、あちこちさまよってきた。場面ごとの想い出のひとしずく、ひとしずくが傷跡に沁みこんでいる。画…

今でもよく保存されている高札場跡

道の駅「あおき」に向かって国道を避けて阿鳥川を遡る。2.8kmで浦野の高札場に出た。地元の古老に尋ねたところこの道は東山道とのこと。道理で来る途中も由緒ありそうな街並みが続くなとは思っていた。 浦野の高札場

この四つ角でみんなと別れた

秋の陽は短い、だんだん薄暗くなってきた。名残惜しいが仕方がない、皆とお別れの時がきた。国道まで行かずその手前1.9kmの押切という地点で別行動となる。画像の手前に大井商店という店がありみんなで飲み物を調達する。A藤さんと爺はここを右折して道…

我々の人相だと田んぼの酒盛りに見える

どうも座れないと落ち着かない。お茶も湧かせないので 移動することにする。田んぼの中の畦道風の小路をみんなで「あっちだ!」、「いや、こっちだ!」とさ迷いながら下室賀の休耕田のわきの空き地を見つけて腰を下ろした。時間は13時50分、ここから国道…