ji-iのんべえ爺さん自転車に乗る

ちょっと飲んでは走り、走っては飲む爺です....が、最近医者に止められて飲めなくなりました

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

1泊のツーリングにサイドバッグ必要か?とよく聞かれる

おっ!Y田さん、今度は爺のボロ車の品定めをしているな。あまり見ないでね、あちこちツギハギだらけで恥ずかしいから。この橋の下を室賀川が流れている。川幅は3mぐらいしかない。この川もいずれ上田市内で千曲川に合流し信濃川となって日本海に流れ込む。…

現代のサイクリストが見ると2台ともランドナーというだろうね

橋の上に2台並べると右の爺のはいかにも骨董品的、それに比べると左のY田さんのツーリスモは非の打ちどころのないコテコテのフレンチムード車、漂う気品の高さが圧倒的!。我々の時代では左のタイプはツーリスモ、右のはキャンピング又は長距離旅行車と呼ん…

何か妙な写真

その先の中組で県道160号線に合流。少し休もうとのことで5~60mほど先、室賀神社の鳥居の横を右折して「ささらの湯」方面に向かう。約150m下って室賀川の細い流れにかかる小さな橋のたもとで休憩。何もない寂しい場所だけど何でここを選んだか今…

室賀峠(この呼び名で良いのか不明)からの下りは強烈だった

室賀集落の入口で全員の無事が確認できてまずは一安心。誰からともなく「あの道、逆から上ったらだいぶきついですね!」一同うんうんとうなずく。峠からのダウンヒルで爺の気違いじみた坂下りには仲間のほとんどが「O爺さん、危ねぇな!いつか転ぶな!」と思…

数字で見るとものすごい急勾配だ

峠から室賀まで5.2km、峠の標高が1020m、室賀が566m、その差454mを5.2kmで駆け下りる87.3/1000という急勾配のダウンヒルは終わった。O久保さん、それだけ荷物背負ってたら下りのブレーキも厳しいね。 やっと下りてきた

上りはビリでも下りはまかせとけ!

室賀集落の入口付近まで下りてきた。みんなホッとした表情を浮かべている。ブレーキを掛け続けるだけでも大変だったのだろう。爺は上りで引き離された腹いせに下りは文句なくトップ!。ブレーキもあまり掛けない。「O爺さん、あんなにスピード出したら危険で…

みんなから「サカナクン」の帽子と呼ばれている

上室賀あたりまで下りてくるとようやく道も直線が多くなり走りやすくなる。それでも勾配は88/1000もある。もうじき室賀の集落だ。写真を撮ったり撮られたりで走行順が入れ替わる。爺は仲間の写真を撮った後は猛然と追い上げる(下りだからできる)途中…

ヘアピンカーブが少なくなってスピードが上がる

途中、修那羅の泉なるものが出てきてM田さんが水を汲んでいたようだが看板をチラッと見ただけで通過!ヘアピンカーブが収まる標高800m地点を通り過ぎてもまだ急勾配は続く。 まだまだ急勾配は続く

みんな気分よく下ってくる

峠までは紅葉の綺麗な広葉樹林帯、峠を過ぎると左が開けてきて崖っぷちの道となる。そして針葉樹林帯に置き換わる。紅葉が見られなくなるのは寂しいが落ち葉でタイヤがスリップする危険性が少なくなるのは有難い 針葉樹林帯は落ち葉が少なくて安全 。

100/1000の勾配は片時もブレーキレバーから手が離せない状態

名もなき峠からの下りはものすごい急坂!峠の標高は1020m、そこから約2.2km下るとやっとヘアピンカーブがなくなり、小川のせせらぎが聞こえてくる。そこの標高が800m、2.2kmで標高差220mを駆け下る。勾配は100/1000 峠の下りは…

峠で記念撮影

眞田の集落からこの峠まで約2.0km、時間は丁度1時間、その間1台も自動車が通らない。昔はそんなことがよくあった。例えば八ヶ岳を越える麦草峠では佐久から蓼科有料道路の笹丸平まで約39km、午前9時から午後5時まで出会った車は材木切り出しのト…

落ち葉に埋められてミノムシになりそうな人もいた

撮る瞬間M田さんの前にニュウ~ッと顔を出したO久保さん。それじゃあM田さんが気の毒!...。これだけ落ち葉があれば考えることはみな同じようなこと...。誰かが「おい、横になれよ、埋めてやるよ」。「いや、いいですよ」。「遠慮するなよ、落ち葉に埋ま…

ここを自転車で下るときはスリップしそうで怖いね

やっと峠について記念撮影。このおびただしい落ち葉の量!。スピードを出してこの道を下りてきたらスッテンコロリンになりそうだ。転んだらついでに落ち葉を集めて焼き芋も良いかも。写真撮るよ!と云っても足元が滑っておぼつかない爺様連中!なかなか集ま…

峠はもうすぐだ

だいぶ空も開けてきて峠は近い!との予感。しかしここまで落ち葉が積もると綺麗なのは良いが大変歩きにくい。その上落ち葉の破片が靴の中に紛れ込んできてチクチクする。 開けた空が峠の近さを暗示する

自動車でも落ち葉で滑りそうな道

この道は自動車もほとんど通らないようだ。落ち葉が道の中ほどまで降り積もり歩くとき滑って鬱陶しい。このカーブを曲がればきっと仲間の後ろ姿が見えるはずだ。ああ、いない!。 落ち葉で滑る道

相当長いこと自転車を押してきたような気がする

塩田平紀行 (続) 昔ならこんな坂どうってことはないのだろうが。今は脚力も心肺機能もだいぶお疲れのよう。先行する仲間を探すも見当たらず、だんだん気力も萎えてくる。ところどころ大きな白茶けた葉っぱが路上に散乱している。多分朴の木の枯葉だろう。…

フリーに嵌めてみるとサイズもぴったりで純正でなくてもこれなら大丈夫だ。合わないフリー抜きを無理やり使って爪を舐めてしまう心配もない。フリー抜きを固定するハブナットも持っているのでこれにて一件落着!めでたし!めでたし!いよぉ!ポン!酒もって…

そこで以前お世話になった埼玉県のI森さんに尋ねたところ、純正品と同じサイズの物があるのでそれで良ければ譲っていただけるとのこと。画像の物がそれ。 譲って頂いたフリー抜き

自宅からだとH自転車商会まで約10kmあるので最近は少々かったるくなってきた。もちろん平坦な道の10kmはどうってこともないが国道246号線はアップダウンの連続で年寄りには辛い面がある。 Reginaのフリー

(Cycloのフリー抜き) 信州上田のツーリング紀行の合間に小咄を一つ。爺の持っているフリーはCycloの15-17-19-21-24とReginaの16-18-20-23-26の二個。フリー交換時ReginaはなんとかなるがCycloの場…

最年長の爺にだけは井伊大老と呼ばれたくないようだった

続いて爺ほどではないがどちらかというと井伊大老的なA藤さんとM山さんの登場です。いよぉ!待ってました!。何を待ってたの?いや、別に待ってません、ハイ、すみません。 井伊大老の登場

知らない人が見たら何やっているんだろうと思うだろうね

列の最後は会のリーダーT橋さん。若い者に負けまいと必死だが寄る年波には勝てない様子。他人事ではありません。もうちょっとアウト側を上ると楽なんだけどなぁ...。距離の近い方を通りたくなるのも分かるが傾斜がきつくて脚にこたえるね。 カーブの内側は…

さすが先頭は余裕の笑顔のM田さん 元山岳部だけのことはある

いよいよ胸突き八丁の上り坂に挑む仲間たち。還暦をとうの昔に過ぎた爺様連中の最後のあがきが始まる。やはり会の中で一番若いM田さんが先頭で上ってくる。二番手は大きなリュックをものともせず気合で上ってくるO久保さん、さすが元剣道部!関係ないか?。 …

のどかで一休みするにはピッタリの場所

「峠まであと5~600mぐらいかな、何回かヘアピンカーブを曲がれば着くみたいですよ」と仲間が地図を見ながら教えてくれた。ようやく安心して肩の力が抜けていく。自転車を横倒しにして列の一番奥に座り写真を撮ってもらった。どことなく影が薄いのはさ…

目に見えない人たちと戦いながら上ってきたのでことのほか疲れてしまった

気が付けば一人呆然とする爺を残して仲間はだいぶ先に行っているようだ。今朝、宿を出たときは肌寒かったが今は暑くてたまらない。いくつかヘアピンカーブを曲がったところで谷を挟んだ対岸から仲間の声が聞こえる。声は意外と近い。気を取り直して自転車を…

錯乱した意識で撮った写真はやはり万華鏡の中のようだ

ガードレールにもたれたまま意識だけ霧の奥に引っ張られていく。本能的に危うさを感じ取った。こんな夢心地のままで良いはずがない。幻覚から逃れなければ!。だめだ、眩暈がひどくなってきた。メリーゴーラウンドの回転木馬を見ているようだ。もう逃げきれ…

この画像の一点をじっと見つめているとクノッソスの迷宮にはまり込むので注意してくださいね

どこへ急ぐのか身を乗り出して彼の行方を目で追った。それがいけなかった。彼が去った霧の中から天女の羽衣がヒラヒラと舞い降りてきた。良い香りに思わずうっとり夢心地になる。羽衣が顔に触れた瞬間、活力がみなぎり一瞬にして十代のころの若さが戻ってき…

若い頃の自分に出会ってから意識が混濁してきた

何か不気味さを感じて眩暈がする。少しくたびれたのかも知れない。視野の端に霧がかかってきた。ブナやカエデの紅葉が超ワイドレンズの画像のように両側から倒れこんでくる。頭上で視界がグルグル回り出した。この錯覚が幻覚の入口だと気付かずに潜在意識の…

自分と違う目に見えない存在に出会ってしまった

爺はどうもみんなから遅れがちなのでA藤さんにも先に行ってくれるようお願いした。......一人になると急に孤独感が襲ってくる。落ち葉を踏みしめる音もかき消され、たった一人別の世界に放り込まれたような気分になる。時々フッと頬に何か感じる。枯葉では…

色づいた木々を見ていて頭の中が全部オレンジ色になったような気がする

上りの厳しさに立ち止まり「フウ~ッ」と溜息をつくA藤さん。モミジの清風を吸い込んで顔色も幾分涼やかである。 モミジの風に身をゆだねるA藤さん