ji-iのんべえ爺さん自転車に乗る

ちょっと飲んでは走り、走っては飲む爺です....が、最近医者に止められて飲めなくなりました

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

勾配がきつくて休み休みでないと息が続かない

先に行ってくれと道を譲っても先に行こうとしない。二人でゼイゼイ言いながら木陰で小休止。こんな風に50mごとに休んでいるようじゃ情けないな。 後ろから来た仲間に道を譲る

このときはもう限界と思っていた

時々下りて一休み。方で息をしているところを後ろからきた仲間に知らぬ間に撮られていた。後ろの人の気配にも気が付かないほどきつい上りだ。 きつい上りに一休み

そういえば昔こんなカラマツの落ち葉を踏みしめて上ったことがあったなあ

すぐ下りて押す羽目になってしまった。地面にはカラマツの落ち葉が良いクッションになっていて足に心地よい。左手には小さな流れ、まるで絵にかいたような旧道だ。ふと昔のサイクリングを思い出す。 良いクッションのカラマツの落ち葉

人間の脚はローギヤだからこんな坂でも上れるのだなと納得した

時間はまだ午前11時、昼食にはまだ早いのでコーヒーだけ飲んで出かけることにした。ポッポ屋の裏から旧飛騨街道が細々と続いている。道幅は2mぐらいしかない。舗装路を通りたい場合はポッポ屋から一旦下の新道に出ればよいのだが、我々は敢えてこの由緒…

稗田の碑を過ぎて開田のポッポ屋へ向かった

もう一枚写真を撮って旧飛騨街道を登りだした。真っ直ぐ進むと地蔵峠に行くことができる。その途中の丘の上に開田のポッポ屋というカフェがある。先行組はそこでしびれを切らして待っていた。 集められた石仏たち

道草食っているのをしっかり見られていた

写真を撮っていると携帯が鳴る。「いつまでお地蔵さん撮ってるの?早く来いよ」。「エッ!どこ?」、「200m先の丘の上!」。高いところから見ていた彼らは我々の動きが手に取るように分かっていたようだ。 稗田の碑 (2)

M山さんお待ちかねの稗田の蕎麦屋は休みだった

水芭蕉の撮影中、先行するT橋さんA藤さんに「木曽馬の里へ下りるところで待っててくれ」と頼んでおいたが待ち合わせ場所に来ても誰もいない。やっぱり思った通り曲がり角を見落として行ってしまったようだ。仕方がない、M山さんと二人でのんびり行くこと…

こんなところにも水芭蕉が咲いていた

柳又を過ぎると道は西野川の河岸段丘上の急斜面をトラバースしながら上っていく。西野川本流を渡りきると道は緩やかになり池沢のT字路にぶつかる。ここから国道361号線になり道幅が広がって走りやすくなる。そこから約2.6km先道路左側に水芭蕉の白い…

箱庭を見ているかのような風景だった

目を下にやると西野川が削り取った断崖の裾に柳又の集落がひっそりと人目を忍ぶように佇んでいる。箱庭のような光景に「木曽の開田村にはこんな風景がまだ残っていたのか、日本も捨てたものではないな...」と安心して独りごちた。 箱庭のような柳又の集落

過去に悲劇があった御嶽山

幾多の思いを飲み込んだ魔の山御嶽も知らぬ人が見たら「わあぁ!きれい!すごぉ~い!」なのだろう。何も知らぬ純粋さゆえ、悲劇を身近に知る人にとってはやり切れないだろう。そんなことを考えながら広大な裾野を眺めていると、過去に起きたであろう膨大な…

休憩につぐ休憩

さっきまで邪な雲に遮られて見えたり見えなかったりした御嶽山だが午前9時を過ぎてようやく全容を眺められるようになった。御嶽山を背に二人を撮影してからまだ11分しかたっていないがまた休憩となる。 雲が切れてくっきり見える御嶽山

カーブを曲がるたびに違う景色の御嶽山が現れてきりがない

平らで快適な道は長く続かない。緩やかに下り始める。時々振り返って見ていた御嶽山が遠くなる。西野川の支流、本流と続けて川を渡ると上り坂だ。しばらくして右手に視界が開け御嶽山がガバッと目に飛び込んでくる。地図で見ると「御嶽ビュースポット柳又」…

もう撮られないと安心していたらしい

通り過ぎる瞬間を撮影。二人とももう撮られないだろうと安心しきった表情です。ちょっと意地悪だったかな?画像は上も下も切れちゃって見られたもんじゃないね。T橋さんの渡辺捷治氏(昔東叡社の職人さんだった)製作の自転車は元がレーサーなので前傾姿勢…

ポーズが自然なのが良い

さすがは役者のT橋さん、爺がカメラを向けているのを意識してしっかり相棒のA藤さんと談笑しながらの走りを演出してますね。ポーズが自然なのがいいです。頼まなくてもこうやって演技してくれるサイクリストは有難いです。なかにはカメラを向けるとそっぽ…

爺が待ち構えていることは先刻ご存知の二人

山賊の溜まり場...じゃなくて野菜の直売所を通り過ぎるT橋さんとA藤さんが見えます。その向こうにさっきのしだれ桜が咲いていますね。先に直売所を通過した爺は名場面を撮ろうとして待ち構えています。 御嶽山を背に走る二人

直売所だけれど何も売ってなかった

野菜の直売所というよりは獲物になりそうな旅人をたぶらかして、身ぐるみ剥いで放り出す山賊の溜まり場に見えなくもないか?人聞きの悪いこと言っちゃダメですよね。すみません。開田高原の皆様ごめんなさい。 直売所というよりは.....

ちょっと不気味な感じがしないでもない

その先約300m、開田高原地域協議会推奨直売所⑥という表示のある小屋が出てきた。野菜の直売所のようだが今は何も置いていない。左に座っている人形は何?売り物かな?夜中にここを通るといつの間にか背中にしがみついてるとか...止めてよ!。だって手が…

爺もまだ650✕42Bのタイヤを使っている

管澤の先、小さな川を渡るところに咲くしだれ桜が可愛らしい。(左)A藤さんタイヤが650×42B、(右)T橋さんチューブラー。A藤さんも爺と同じサイズのタイヤだがこれは約50年前に好んで使っていたタイヤサイズなのだ。山中の狭い道でも舗装化が進…

上り坂が平らになったところで休憩とする

県道を右折してすぐのバス停管澤(くださわ)で休憩。バス停の小屋が一休みするのに丁度良い。南向きで日当たりが良くじっとしていると眠くなりそうだ。 バス停管澤(くださわ)

木の上から真っ白な御嶽山が顔を出した

今度は爺が道路の真ん中に出て仲間3人の写真を撮る。注意しないとまたクラクションを鳴らされるかも。ここを通るドライバーは人間に対してクラクションを鳴らすことに抵抗がないみたいだから。 注意して道路の真ん中で写真を撮る

朝からの晴天で気分よく山を眺めていた

気を取り直してまたしばらく御嶽山を眺める。そんなに長く見ていられないのだが、昨日雨でほとんど一日中旅館に閉じ込められていたので晴天のもと仰ぎ見る高い山がことのほか感動的だった。 御嶽山を仰ぎ見る

自動車に鳴らされるクラクションで不愉快な気分にさせられる

爺の後ろ姿を撮っていた仲間がカーブを曲がって突然現れた自動車にけたたましくクラクションを鳴らされた。慌てて道路わきに自転車を避難させているところ。そんなにむきになって鳴らさなくても...と言いたいところだ。 突然現れた自動車に驚く

痛ましい事故を思い出してしまう御嶽山

遠くから御嶽山を眺める。2014年9月の噴火で58名もの犠牲者を出した山にはとても見えない。犠牲者の中には小学生の女児もいたという。なんというむごいことだろう。その美しい山容ゆえ憐れである。 御嶽山、2014年の事故に胸が痛む

神々しい御嶽山が現れた

御嶽山が見える!という声で立ち止まるも瞬く間に雲に隠れてしまった。しかしピンクの桃と黄色のレンギョウと白いユキヤナギの鮮やかなコントラストが見られて良かった。しばらくすると雲が切れて再び御嶽山が姿を現した。神々しい姿に感激!でも何年か前に…

下界は初夏の陽気だそうだがここはまだ冬のまま

女将さんの見送りの言葉を背に受けていざ出発。走り出すといきなり急な下り坂、まだ温まっていない体に身を切るような容赦ない北風。ウウウ~寒ゥ!、下の県道20号線(開田三岳福島線)まで下りてくると少し風も暖かい。 鹿の瀬温泉から県道へ下りた

海千山千の顔、顔、顔

午前8時、出発前に記念撮影、4人とも一癖も二癖もありそうな顔、サイクリストってこの手の人相が多いよね(笑)。T橋さんからまた「サイドバッグの中身、新聞紙ですか?」とからかわれる。ちがわい、寒さ対策の防寒着がいっぱい入ってるんだよ。おかげで…

宿の玄関先で源泉の場所を教えてもらった

宿を出発する際、T橋さんが昨日木曾福島駅まで迎えに来てもらった心づけを手渡した。恐縮する女将さんが台所のご主人に呼びかけた。奥から顔を出したご主人あらためて丁寧なお辞儀、我々も却って恥ずかしいやら照れくさいやら、身が縮む思いがする。(サイ…

朝起きて玄関まで来たら明るい日差しでホッとした

天気は昨日と打って変わって雲一つない晴天。木曽節で唄われているようにここ木曽、開田高原は確かに寒い。今朝も2℃まで下がったそうだ。朝日が差し込む玄関は斜光線が眩しい。すがすがしい高原の朝の光だ。よし、今日は走るぞ!のやる気も湧いて来ようとい…

T橋さんほどあちこちの温泉を巡ってくると思い出せないところもあろらしい

A藤さんの会話「T橋さん、来る前に鹿の瀬温泉は聞いたことがない、私と一緒に来たことも覚えていないって言ってたよね、どう?思い出した?」。T橋さん感慨深そうに「昨日着いたときまざまざと思い出したよ。あぁ、オレここ来たことある!って」。「あれ…

朝は真冬の寒さだった

翌朝誰かがごそごそ起きだして「う~寒い!風呂!」と叫んでいる。その声で他の3人全員起きてしまった。一人ずつ順番にタオル片手に温泉に行く。ストーブのタイマーを2時間にセットして点火、そうこうしているうちに「朝ごはんどうしますか?」の女将さん…