ji-iのんべえ爺さん自転車に乗る

ちょっと飲んでは走り、走っては飲む爺です....が、最近医者に止められて飲めなくなりました

山王峠から入間川へ

山王峠から1,1km降りてくると入間川(昔は名栗川と呼んでいた)に突き当たる。

これは55年前の写真。当時は入間川の清流に手を浸すことができるほど川が近かった。

山王峠から降りてくるとこの清流が待っていた

現在は味気ないドンツキのT字路。これは2014年12月の写真。

道は広く綺麗になったが川から遠くなってしまった

そこから入間川を約18,1km遡ると標高608mの山伏峠に至る。

写真は途中の八が原という集落で撮ったもの。今回は斜めから撮ったので谷の全貌がよく分からない。

八が原の集落にて

1968年に撮った写真は高度差がしっかり表現されている。道の反対側に畑があり、狭い階段をおっかなびっくりよじ登って撮ったのではるか谷底までよく見えている。

55年前の八が原集落

実は2009年にも車で一度来ていてその近くで写真を撮っている。

それでも気が付かなかった。

なんてマヌケなんだと自分を罵りたくなる。

2009年の写真では画面中央やや左に瓦屋根の民家が写っている。その家の左後ろに大きめの駐車スペースがあるのに気が付かなかった。

そこに停めていればついでに谷底を覗き込んで「あ!ここだ!」と気が付いたはず。

八が原の集落から少し上ったところ (2009年の写真)

八が原の集落から2,8kmで山伏峠につく。

昔の方がなだらかに見えるがこれは現在の峠の両側にある杉林が成長してそう見えるものと思われる。

現在の山伏峠

これは1968年の山伏峠。

峠の石垣の右手に葉もまばらな灌木が生えているが、2023年の写真にも同じ灌木が写っている。

なんとも懐かしい気分にさせてくれる。

「おまえも元気だったか?」と声を掛けたくなるような風情だ。

1968年の山伏峠