ji-iのんべえ爺さん自転車に乗る

ちょっと飲んでは走り、走っては飲む爺です....が、最近医者に止められて飲めなくなりました

ベル交換

SONN-NETTベルを格安にて入手した。長野県小諸市にあるビンテージ物専門店浅麓堂(せんろくどう)さんの話しでは新品は12000円ぐらいするとのことだった。今回はそんなに高くはない。画像の下のが今回入手したもの。左上のは今まで56年も使っていたもの。

ベル3個 右のは部品取り用

画像は今回の購入品を裏から撮ったもの。打面は一度も使っていないようでどこにも凹みがない。ベルを取り付けるブラケット及び打ち子のスプリングは付属しない。格安の理由はこういうことなのだ。幸い凝り性の爺は他社製のベル5~6個在庫があるのでその中から部品取りした。

今回の購入品 打面は綺麗だった

 

画像は55年前、秩父山伏峠の中腹にある八ケ原集落で撮ったもの。小さくて分かりづらいがこの時のベルの色は赤だった。

飯能から山伏峠を越えた

この画像は赤い色のベルが恥ずかしかったので塗色をヤスリで削り落とそうとして失敗したもの。なんでこんなバカなことをしたのか今も分からない。後先考えない爺の欠点は今も直っていないが...。

ヤスリで色を落とそうとして失敗

6~7年前仲間のM田さんにJOSのダイナモを修理してもらったところ、「ソネットベルのマダラハゲも一緒に直しておきましたよ」と言われた。見るとまだらの部分は綺麗に塗色を落とし、アルミの地金が出てピカピカになっていた。ダイナモも含めてM田さんには感謝してもしきれるものではない。

まだらになっていたベルをM田さんが綺麗にしてくれた

また悪い癖が出てきていた。古い部品に対するノスタルジアだ。アルミの地金の色で何が不満なのか?と聞かれても返事に困る。しかし、しかしである、56年前購入したときの鮮やかな色が忘れられない。もう一度赤い色のソネットベルが欲しい。だがたかがベルに12000円も出せないと思っていたところ格安の品が手に入ったという訳だ。取り付けてストライカーを打ってみると澄んだ音色!。56年間も使い続けたベルは打面が凸凹で音色が悪くなっていたのだ。自転車のベルは澄んだ音色が良い。除夜の鐘のようなガラガラ声では困るのだ。

ベル交換 完

やっと56年前の色に戻ったSONNーNETTベル