怖い山道
道幅20cmぐらいを残して路肩が崩落している現場に差し掛かった。シートチューブを握って後輪だけ持ち上げ、爪先立ちで通過した。ここは滑り落ちると50mぐらい落ちていきそうだ。ここ以外は特に危険な場所はなかったと思う。
出発から2時間後の午前7時30分、白糸の滝に到着した。ここの標高は855m、大菩薩峠が1897mだから高低差約1042mを距離11・7kmで降りてきたことになる。計算上89・06/1000という急勾配なのだがなにぶん54年前のことゆえ、そんなに急だったかな?程度の記憶しかない。