現在山伏峠は完全舗装で走り易くなっている
山伏峠頂上。画面向こう側が秩父方面。自転車のすぐ左側に小さな湧水があり、サワガニが一匹寒さに縮こまっていた。53年経った今でもその情景を鮮明に思い出す。この先は舗装路が多いので、チェーンに注油し、ウェスで靴を磨く。当時のツーリングでは爺はバッグの中にいつもウェスと油差しを入れていた。非舗装路を走ってきて食堂に入るときなどウェスで靴をぬぐって入ったものである。当時サイクリングはそれほど汚れやすい、どちらかというと不潔に見られやすいスポーツだったのだ。
山伏峠頂上。画面向こう側が秩父方面。自転車のすぐ左側に小さな湧水があり、サワガニが一匹寒さに縮こまっていた。53年経った今でもその情景を鮮明に思い出す。この先は舗装路が多いので、チェーンに注油し、ウェスで靴を磨く。当時のツーリングでは爺はバッグの中にいつもウェスと油差しを入れていた。非舗装路を走ってきて食堂に入るときなどウェスで靴をぬぐって入ったものである。当時サイクリングはそれほど汚れやすい、どちらかというと不潔に見られやすいスポーツだったのだ。