ji-iのんべえ爺さん自転車に乗る

ちょっと飲んでは走り、走っては飲む爺です....が、最近医者に止められて飲めなくなりました

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

もしかして道に迷ったかなと思わせる分かりにくい道

寺下駅を出て民家の軒先をかすめて走る。近隣の農家は11月になってあらかた農作業も片付いたようだ。人通りが少ない。近所のおばさん方が集まって炬燵にあたりながら、みかんでも食べているのだろうか。それともどこか温泉にでも行って一杯やるか?と相談…

カラフルな夢のある電車

出発していく六文銭電車。このカラフルな電車がいま観光客に大人気らしい。 観光客に人気の六文銭電車

下りる客の邪魔だったようだ

乗客は二人降りてきた。我々の自転車を興味深そうに見てホームの先の階段から降りていった。爺は「邪魔してすみません」と詫びを入れて見送った。 乗客は二人だった

静かに入ってきた六文銭電車

残念!六文銭のカラーリングを正面から撮りたかったけどまあいいか。こんな近くで撮っているのに電車は警笛を鳴らさず静かに入線してきた。運転士も写真撮影されることになれているのかな?。 静かに入線する六文銭電車

う~む陰になってしまったか

あああぁ!そこだと電車が見えない!...、勘弁して!お願い!。 電車が見えない!

撮影中のT橋さん、その前にA藤さんもカメラを構えている

遠目でもド派手なカラーリングだとはっきり分かる電車が近づいてきた。警笛鳴らされるかな?、なんとか大丈夫そうだ。 近づく派手な電車

自転車にまたがったまま写真を撮るA藤さん

ホームに自転車を上げてまた記念撮影。爺の自転車はリヤマッドガード、テールランプの少し上に凹みがある。約50年前、麦草峠で凍った泥を落とすとき棒切れで叩いた跡だ。あんなことしなきゃよかった...。やがて踏切の警報音!「やばい電車が来た!」、「ホ…

上田交通寺下駅にて...遠くに昔走った山並を望む

上田駅から西へ約10kmの「道の駅あおき」に自動車を停めてA藤さんと自転車2台で出発。輪行組と待ち合わせは8km戻って上田交通寺下駅である。同時刻に全員8名集合、早速駅前で記念撮影。背後に美ヶ原の電波塔が見える。現在地から山一つ越えると鹿教…

宿泊は田沢温泉「ますや」 重要有形文化財の老舗旅館だ

(幽玄の地 信州塩田平紀行) 11月のある日爺はいつもの通りA藤さんの自動車に自転車を積んで、一路長野県上田市を目指して出発した。今回は上田市西方の塩田平に点在する古刹をめぐり田沢温泉に一泊、翌日は修那羅峠峠から室賀に出るというコース。長野自…

50年ぶりの笠取峠 懐かしかった

半世紀ぶりに中山道笠取峠に来ることができて良かった。古い石垣まで残っているなんて想像もしなかった。爺は思い出を噛みしめながら再び笠取峠の坂道を引き返していった。ストップ、ストップと言われても気づかずに坂道を下っていった同じ場所から、また一…

昔の画像です

比較のため再度1967年当時のモノクロ画像をアップします。 比較のため再度アップします

昔の石垣がまだ残っていた

その後、新道と合流して広くなった道を1.5km、あえぎながら上って笠取峠に到着した。国道の左斜面に古い石垣の遺構がある。一番初めのモノクロ写真にも写っているものだ。この石垣は取り壊しを免れたようだ。1967年当時の峠路を拡充する際、右側部分…

この場所で仲間が二度パンクした

一つ前の画像(新道と旧道の松並木が交差するところ)から250m峠に向かって上ってきた。突然閃いた。「ここだ!」と。この場所こそ仲間が二度パンクしたところだろう。その昔、この峠を下っていてふと振り返ると誰もついてこなかった。元来た道を戻ると…

昔の砂利道が立派な公園のようになっていた

画像は国道142号線(中山道)と旧道の松並木が交差するところ。昔、仲間が二度パンクしたところを探しながら上ってきたが見つからない。記憶が曖昧になっているせいかもしれない。 新道と旧道が交差するところ

ふと顔を上げると昔の仲間が立ち止まっていた

いつの間に現れたのか、あの時の一人がトップチューブにまたがったまま上から爺を見下ろしている。爺は顔を上げて「頼むよ、パンク修理は一度で片づけてくれよ」と不平を漏らした。爺の言葉が聞こえなかったのか彼は何も言わずに笠取峠の坂道を下っていく。…

一休みのつもりが一の間にか眠ってしまった

ここはだいぶ上ってきたところ。道が整備されて大変広くなりまるで公園のよう。ちょっと疲れたので道端に腰掛けて一休み。旧街道の左手には植えられて間もない小さな稲。爺は過ぎ去った夏の日を思い出していた...。 過ぎ去った夏を思い出す

1967年18才のころだと松並木の風情も情緒も感じなかった

雨が上がって薄日が差してきた。急に暑くなる。この辺までが爺が走ったころの面影を残している松並木だ。左の小さな流れがなくて道が非舗装ならそっくりそのまま1967年の想い出の場所になる。そうだ!こんな道だった!峠の長門町側は非舗装でも走りやす…

松並木は昔のままだが橋はなかったような気が....

誰が考えたのか石畳の道って風情があって良い感じ。これが普通の舗装だったら味気ないよね。かと云って未舗装のままじゃ誰も来なくなって荒れてしまうし。ここの石畳は鉄平石を敷き詰めたもの。本当の石畳だと凸凹してて歩きにくい。画像の小さな橋は松並木…

昔はこんなに広い道ではなかった

松並木の入口付近は道幅が狭い。この辺りは昔の面影を色濃く残していて好感が持てる。少し自転車に乗ってみる。う~ん、かなりきつい。こんな急坂だったかな?、爺の足が衰えているだけかもしれない。そういえば1967年8月、峠からの下りで誰もついてこ…

笠取峠の松並木は長野県の天然記念物

間の宿(あいのしゅく)茂田井を出ておよそ2.5kmで芦田宿に着く。この宿場は近代的な建築物が多く土屋家本陣や酢屋茂(すやも)や旅籠の金丸土屋旅館などはビルの谷間に埋没してしまった感がある。それでも芦田中央の交差点前後200mは古い建物が多い…

時代劇のロケに使えそうな古い建物

高札場を違う角度から撮ったもの。道の雰囲気もいいですね。何より雰囲気を壊す造作物が一つもないのが素晴らしい。こちらは通りの向こうから遠山の金さんが桜吹雪を見せびらかしながら現れそうですね。「おい!そこの年寄り!なにチャラチャラ歩いておるの…

大岡越前の守が現れそうなムード

造り酒屋の目の前にある高札場。いい雰囲気ですね。この家ちゃんと人が住んでいるんですよ。でも手入れが大変そうですね。大岡越前の守が引き戸を開けて出てきてもおかしくないですよね。「これこれ、そちは何をしとるんじゃ?、井桁の天秤棒に丸い輪っぱを…

造り酒屋の前を歩く老人...爺ではありません

武重本家酒造の前を歩くご老人、いい味出してますね!さては爺の自撮りとか?...。まさか!違いますよ!。このスタイルじゃ自転車乗れないっしょ!。造り酒屋のきれいな白壁を撮っていたんですよ。茂田井の集落にはこの先に大澤酒造という造り酒屋がある。こ…

中から薪を抱えた女将さんが出てきた

まずい!写真を撮っていたら中から燃料の薪を抱えた女将さんが出てきた。断りもせず門に自転車を立て掛けて写真を撮ったことの非礼を詫びた。注連縄と紙垂(かみしで)のことを問うとやはり新酒の搾りを始めたばかりとのこと。思わず喉がごくりと音を立てた。…

杉玉がぶら下がっている...さては新酒?

軒先に杉の酒林がぶら下がった古風な建物が現れた。武重本家酒造という造り酒屋だ。注連縄(しめなわ)がきっちり巻かれているということは...さては新酒ができたのかな? 杉の酒林がそそる武重本家酒造

ムードある茂田井の宿

前夜の雨で狭い溝からあふれた雨水が中山道を水浸しにしながら茂田井の街の中へと流れていく。下り坂が尽きるころ右手に神明社という神社が現れる。その先に突然江戸時代に紛れ込んだかと錯覚しそうな古い街並みが出てくる。右手の民家のなまこ壁と白い土蔵…

山野草の宝庫

看板の下に最近都会では見ないケシ科の植物、クサノオウが咲いていた。一瞬、ヤマブキソウか?とも思ったが残念ながら花が少し小さい。そばにムラサキケマンも咲いている。枯れ枝などがごちゃごちゃしていて見苦しいがご勘弁願います。 看板の下のクサノオウ

茂田井宿の説明書き

旧中山道の古い街並みに興味は尽きないが先に進まねば..。望月宿を出ると道はゆるく左にカーブして上りになる。それほどきつくない道を約1.8km進むと右手に濁池という溜め池が現れる。水は決して濁っていない。どちらかと云えばエメラルドグリーンの綺麗…

一度は泊まってみたい由緒ある旅館

脇本陣の鷹野家、藤の花がきれい!。隣が望月宿最古の旅籠真山家、今は個人の住宅になっている。望月での宿泊を考えているなら犬神家の一族の撮影に使われた井出野屋旅館、または井出野屋の向かい側に山城屋がある。いずれも由緒ある旅館だ。 望月宿脇本陣の…

望月宿の本陣跡大森医院

その隣に代々本陣を努めた大森家住宅、今は小児科医院になっている。ちょっと分かりづらいが目の前の旧中山道を挟んだ反対側が脇本陣の鷹野家、その隣が望月宿最古の旅籠真山(さなやま)家住宅である。次にもう少し大きな画像をアップの予定。 代々本陣を努…