ji-iのんべえ爺さん自転車に乗る

ちょっと飲んでは走り、走っては飲む爺です....が、最近医者に止められて飲めなくなりました

自分と違う目に見えない存在に出会ってしまった

爺はどうもみんなから遅れがちなのでA藤さんにも先に行ってくれるようお願いした。......一人になると急に孤独感が襲ってくる。落ち葉を踏みしめる音もかき消され、たった一人別の世界に放り込まれたような気分になる。時々フッと頬に何か感じる。枯葉ではない、そんな形のあるものではない。気体でもない、液体でもないとらえどころのないフワフフワした、空中に漂うクラゲのような得体のしれないものがフワッと爺の頬に触れてくる。

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みんなから遅れて一人になった