雨の白樺湖
翌日、予報で雨と分かってはいたもののもしやと思いカーテンを細めに開けてみた。
良かった!、まだ降っていない。
湖畔を散策する人も心なしか背中をすぼめてトボトボと歩いている。
カヌー体験で集まった高校生たちはめげずに元気よく漕ぎだしていく。
朝食を終えて出発する頃ポツポツフロントウィンドに雨粒が当たり出した。
気持ちは滅入るが写真だけは撮っておこうと白樺林で写真を撮ってみた
ダイソーで購入した12枚入り100円のシャンプーキャップがサドル保護に大活躍。
八子ケ峰、鈴蘭峠を越える。学生時代このあたりの急坂を喘いで登ったことが思い出される。
想い出のある蓼科湖に寄ってみた。ここは1968年10月29日雪の麦草峠を越えてきて立ち寄ったところ。
雨のため観光客はほとんどいなかったが午前10時を過ぎると旅館をチェックアウトしてきた家族連れなどで無料駐車場も埋まり始めた。
駐車場内にあるアイスクリーム屋を覗いてみる。お店の人の売り込みが大変上手で寒かったが思わず購入。
一つ500円の蓼科高原牛乳ソフトクリームという人気商品(お店の人の話し)はお勧めするだけあって濃厚なクリームの味が活きている。
蓼科湖を後にして、55年前に来たときとは逆のコースで麦草峠を越えようと思う。
峠の麦草ヒュッテで記念撮影。昔はこれほど立派なものではなくこじんまりとしたいかにも山小屋風の建物だった。
以前雪の麦草峠を越えてこの山小屋で熱いお茶をご馳走になった。ランプが吊り下げられた窓際で外の自転車を撮ったことが懐かしく思い出される。