ようやく頂上に着いた
左に進む道の方が交通量が多いので右の道の半分を埋めて左の道を優先したのだろう。神奈川県はこいう古くて細い道を大切にしない傾向がある。新しく国道を整備するにあたり畦道同然の旧道は跡形もなくつぶされ、往時を偲ぶ道標、石仏、石塔などは一か所に集められコンクリートで固められていたりする。
急な坂道を登り詰めると高原状の台地に出た。ここいらは下末吉台地の端っこにあたる。左手は矢上川に削られた断崖、右手は台地ゆえ水田には適さず畑が中心となる。画像左には工事現場らしきところもあるが概ね畑作地だ。