狭苦しい山道から広々としたところに出て思いきり背伸びをした
この場所はよく覚えている。国道1号線の小夜の中山トンネルを抜けた途端パッと目の前が開けて気持ちの良い場所だ。今でも風景はほとんど変わっていない。写真には写っていないが右の方に宝暦5年(1751年)創業の食堂兼土産物を商う小泉屋がある。中でも子育て飴が有名。今から57年前、爺が15才のとき兵庫県から東京世田谷に引っ越してきたときもこの場所に店はあった。店の横の細い道は大昔の東海道だという説もある。小夜の中山トンネルを抜けてヤレヤレと思っているとまた上り坂が始まる。これが結構こたえる。