ji-iのんべえ爺さん自転車に乗る

ちょっと飲んでは走り、走っては飲む爺です....が、最近医者に止められて飲めなくなりました

鳥居トンネルを抜けたあとの右カーブは今も時々夢に出る...ううぅ寒ぅ!となる

9月10日のブログ...旧鳥居トンネルを藪原側へ抜けた後の続き...開道記念碑に腰掛けて弁当を広げる。石碑の土台が冷え切っていて短パンの尻と太ももの裏が冷たい。塩尻で作ってもらった巨大なオニギリを無理やり胃袋に押し込んで午後1時出発。まだ少し雪が舞う坂道の右カーブを「うう~!寒ぅぅ~!」と肩をすくめてうなりながら下りていった。今でも寒い季節に風を切って走ると、あのときの手足がブルブル震える感覚が蘇ってくる。藪原、宮ノ越を過ぎると前方からD-51が牽引する貨物列車が近づいてくる。豪快な煙とドラフト音に似合わずスピードはのろい。ご老体が重い荷物を背負って坂道を登っているようで見ていて気の毒になる。鉄道にとっても鳥居峠は難所なのだろう。

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鳥居峠を上るD-51