この写真を見ていると当時の心情までも蘇ってくる
宿を出て300mも行かないうちに上りが始まる。走り始めて右手に広がった風景を見て息をのんだ。その眺めはまさしく54年前の1968年10月26日、秩父から小鹿野に向かって走ってきた時に見た風景だ。この画像はその時のもの。グズグズな写りで申し訳ない。ぼんやりながらも当時の自転車と今の自転車が変わらないことが分かる。奇しくも自転車の真上に写っている民家が恐らく昨日泊まった宮本家の宿だと思う。その先の白壁の蔵と左の建物は今でも同じ形で残っているので分かる。