ヒガンバナを撮るときいつも藪蚊にやられる
彼岸花という花はどうも公園にはそぐわないように思える。神社や寺ではよく見かけるが特別に栽培されている公園以外では少ないような気もする。別名幽霊花とも呼ばれているぐらいで、どうしても墓場の印象がついて回る。同じヒガンバナ科の水仙とはイメージも扱いもかなり異なる。あんな綺麗な花なのに継子扱いされて気の毒だ。ここ水沢の森でも堂々と人目に付くところで育てているとは思えない。雑木林の片隅に咲いているのを見つけて、隙間に無理やり自転車をねじ込んで写してみたがやはり無理があるようだ。とてもじゃないが人様にご紹介できるような写真とは云い難い。
