ji-iのんべえ爺さん自転車に乗る

ちょっと飲んでは走り、走っては飲む爺です....が、最近医者に止められて飲めなくなりました

このあたりは上り坂が少なく坦々と距離をかせいでいた

興津を過ぎると南アルプス南端の山塊が左から迫ってくる。駿河湾に落ち込む狭い狭間に何本もの鉄道と道路が集中している。特に由比付近では海側から東名高速、国道1号線バイパス、東海道本線、旧東海道、県道と並んでいる。爺が通ったのは県道に格下げされた昔の国道1号線だ。やがて正面に真っ白な富士山がガバッと姿を現わした。さすがにでかい。富士山はその後も蒲原付近まで見え隠れに眺められる。蒲原を過ぎると現在の1号線は海に近い所を通って吉原の街へ入っていく。昔の1号線は蒲原から東海道本線に沿って北上し、鉄道の橋よりさらに北にある富士川橋を渡っていった。富士川橋から見た富士山は端正な姿をしており、殊のほか印象に残っている。

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昔の国道1号線富士川橋