ji-iのんべえ爺さん自転車に乗る

ちょっと飲んでは走り、走っては飲む爺です....が、最近医者に止められて飲めなくなりました

マッドガードの泥もボトルの水もカチンカチンに凍っていた

外に出ると小屋の外に吊るしてある温度計はとっくに氷点下を指している。あれれ!ボトルの形が変だな!よく見たら気圧差でボトルの底が出っ張っている。ボトルの水もマッドガードの泥もカチカチに凍っている。木切れでマッドガードを叩くとガチンといって大きな泥の塊が地面に落ちた(そのとき叩いた傷が今もマッドガードに残っていて、乱暴な扱いをするんじゃなかったと後悔している)。15時00分、麦草峠を後にする。10月下旬の2100mを越える峠の下りは想像を絶する寒さだった。頭上の黒い雲からまた雪が降ってきた。縞枯山のらせん模様も降りしきる雪でコントラストもおぼろげである。道は佐久側とは大違い、石ころだらけの河原道、エアを抜いたタイヤでもとても歯が立たなかった。

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ボトルもマッドガードの泥も凍り付く寒さ