ji-iのんべえ爺さん自転車に乗る

ちょっと飲んでは走り、走っては飲む爺です....が、最近医者に止められて飲めなくなりました

当時左に帳場、右奥に二階に上がる階段があった

当時午後4時部屋に案内され炬燵に入ってお茶をすすっていたらいつの間にか眠ってしまい、「お風呂へどうぞ」の声で目が覚めた。その声を掛けてくれたのがこの先代の女将さんだ。当時の広かった帳場は狭くなり代わりに着物の展示場になっている。話し出すと時はあっという間に53年間を飛び越える。そろそろ宿泊客も訪れるころだ、もうお暇せねば...。サドルにまたがり東に向かって勢いよく踏み出した。いつまでも見送ってくれているのを背中に感じていた。

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当時の帳場は着物の展示室になっている