ji-iのんべえ爺さん自転車に乗る

ちょっと飲んでは走り、走っては飲む爺です....が、最近医者に止められて飲めなくなりました

国界洞門の中は道路標柱や立札の置き場になっていた

国界橋に別れを告げて再びスノーシェッドの中をゆっくり戻っていく。あちこちに千国街道の標柱や立札が放置されていて昔ここを通ったときの想い出が無残にも葬り去られていた。様々な思いが胸に蘇る。ふいに涙がこぼれそうになる。

「旅人よ、何を嘆いているのか?」

「何が哀しい?老サイクリストよ」

哀しいわけではないのだよ。ただ寂しいのだよ。

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放置された千国街道の標柱