ツタンカーメンと修行僧が走る道
その後正面からツタンカーメンが自転車に乗ってやってきた。学ランだが片足をギプスで固めて包帯をぐるぐる巻き、片手で松葉杖を抱えてペダルは片足で器用に漕いでいる。そのすぐあとに女子高生が三人ペチャクチャしゃべりながら自転車三台で横に広がって近づいてきた。このままではぶつかる！やばい！爺が止まって左に自転車を傾けてよけたら、直前でやっと気が付いたようで「キャー危ない！なに？このおじさん！」だって。危ないのはオメｴたちだろぉぉ！ヒヒ～ン！そのあと顔をゆがめて苦しそうな爺様が首を傾けてジョギングしているのに出会った。まるで首だけ出して埋められた修行僧みたい。ばったり倒れないでね！...この道も結構ユニークだな。
